• 概要

    大学は多くの場合、その成り立ちからして、公的な資金すなわち政府資金の援助を受けて研究を行っています。人々の税金が研究資金の源となっているにもかかわらず、それによって行われた研究が特許の対象となり、特定の個人の手に渡っていいのか、という問題がいつもつきまとってきました。このことは、いわゆる一流大学の多くが私立大学であるアメリカであっても、そうした研究大学での先端研究を支えているのは、政府からの研究資金であるという意味で、なんら変わりはありません。ですから、大学の研究を特許の対象とすることには、アメリカにおいても長い間、どこかタブーとされてきました。
  • M・ケニー/T・ルノアー

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